可視光線透過率とは

可視光線透過率とは、光を通す割合のことで、0%~100%の数値で表されます。

  • 可視光線透過率が低い(0%に近い) → レンズが光をカットする
  • 可視光線透過率が高い(100%に近い) → レンズが光を通す

具体的に、可視光線透過率10%のレンズとは、10%の光だけを通し、残り90%の光を遮るレンズということになります。

可視光線透過率100%のレンズとは、光を100%通すので、裸眼の視界と同じことになります。 つまり、透明なレンズのことです。

可視光線透過率が低くなると、光をカットするため、レンズの色が濃くなり、強い日差しを遮ります。その代わり、視界が暗くなります。
視界を明るくするためには、可視光線透過率を高くするので、レンズの色が薄くなります。


他サイトの可視光線透過率の解説

ルアーフィッシング ルアー釣りの研究の「偏光レンズの素材の選び方」より引用

可視光(人間の眼にみえる光)の透過率のことで、レンズが光をカットする量の事です。可視光線透過率の数値が低くなるほど、レンズの色が濃くなり100%に近づくにしたがって薄くなります。

0.18%のレンズ(写真左下)と44%のレンズ(写真右下)を比較しますと、0.18%の方が暗い(色が濃い)、44%の方が明るい(色が薄い)レンズという事になります。

レンズの色が濃い
レンズの色が薄い

晴れた日の場合偏光度が高く可視光線透過率が低いレンズ(色の濃いレンズ)は当然に日差しには強くなりますが、偏光でギラツク光をカットしても、見える視界が暗くなるので、曇りのときなど朝、夕マズメどきは逆に見づらくなってしまいます。

この場合は可視光線透過率の高いレンズを使うと良いでしょう、偏光度と可視光線透過率は関係にあり、偏光度が高くなると可視光線透過率が低くなってしまいます。
偏光度を高くするためには、どうしてもレンズの色が濃くなってしまいます。